latexで小説を書く
タイトルでは小説としてますが、以下の要素を満たした文書を作成します。
- 日本語の文章
- 縦書き
- 用紙サイズは自由(A4,B4,A5,B5から)
使用する環境は以下の通りです。
結論から言ってしまうとこういう書き方で使用しています。
\documentclass[a5j,12pt]{tbook} \usepackage{okumacro} \usepackage[pass]{geometry} \title{タイトル} \begin{document} \maketitle 本文 \ruby{漢字}{かんじ}にルビを振りたい時は、このように入力します。 数字を横書きで書きたい時は、\rensuji{999}と書きます。 \end{document}
用紙サイズに関する注意点
a5jと書いてあるのは用紙サイズを指定しています。
ここではA5用紙サイズです。
同じようにa4j、b4j、b5jと書くことで他のサイズを指定できます。
用紙サイズで注意が必要なのは、documentclassで指定してもpdf化するとうまくいかないことがあります。
私もA4サイズの縮尺でA5サイズに出力されたり、文字が用紙からはみ出したりしました。
3行目の\usepackage[pass]{geometry}はこの問題を回避するために入力しています。